合同葬|お葬式フリースタイル

理解しておきたい合同葬のポイント

社葬については、会社組織の社長および会長が死亡されたときに執り行うもので、会社組織が主体的に執り行う葬式方法になります。それに対して、合同葬については、家族および会社組織が一緒に施主となり執り行う葬式方法とされています。

したがって、社葬の中の1つの形態といえます。合同葬は、他の多くの葬儀同じ様に、通夜および告別式を行なって荼毘に付すパターンとなります。また、お通夜と告別式、火葬で荼毘に付して初七日法要までは家族で行い、その後会社組織が葬儀を行なう社葬もあります。

こうした場合、遺族中心の葬儀より数週間を開けて執り行うのが普通です。しばしば、はなやかで盛大な社葬を見かけますが、必ず盛大にしなければならないというルールはありません。家族葬などのように、社葬についてもスケールではなく、故人を送りたいという心情が重要です。

合同葬は個人葬と社葬を合わせて行います

社葬については元来個人の密葬が終わった後に実施される本葬という形で行われていました。しかしながらこのところ会社組織を訴えかけるための式事になってきています。他の多くの葬儀と同じ様に、宗教および儀式を感じさせない葬儀になっています。

葬式よりも、会社組織のアピールポイントを大事に考えた告別式のため、ホテルを選び、お別れ会パーティーという感じの社葬が拡大しています。加えて、近頃では不景気により企業が社葬のコストを少なくするようになってきています。

かつては社葬をしてこなかった中小零細企業が、効率性のよい個人葬および社葬を合同で執り行う合同葬をする傾向にあるといえます。合同葬については社葬およびお別れ会とは異なり、会社組織と遺族が合同で葬儀を行なうことになります。

遺体を火葬に至るまでのすべてにおいて執り行うのが合同葬の特徴となります。


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